XiaomiのRedmi Note 10 Proが4月に日本で発売されることが決定した。なかなか良さそうな機種なのでこれまで発売された機種を含め、SIMフリーのRedmiシリーズ3機種について比較し、最もコスパが高い機種はどれかを考える。
結論:Redmi Note 10 Proが一番コスパが高い。9Sからの買い替えはしなくていい。
Redmi Note 10 Proは付加価値がすごい
Redmi Note 9S / 10 Proの価格差は約6,000円だ。この価格差でディスプレイが有機ELで高リフレッシュレート、それに加えて望遠マクロカメラが付くなら、Redmi Note 10 Proが一番コスパが高い。高リフレッシュレートは一度使うと病みつきになる。この価格帯でリフレッシュレート120Hz使えるのはすごい。
Redmi Note 9Sのユーザが買い換える必要があるかというと、わざわざするほどではないかな思う。付加価値はすごいんだけど、無くても困るものではない。3.5万円払って得られる対価は少ない。
Redmi Note 9Sはセールで安くなっているなら買い
Redmi Note 9SはOCNモバイルONEなどでよくセールになる。Redmi Note 10 Proより15,000円以上安くなっていたらRedmi Note 9Sでもいい。
Redmi 9Tは動画手ブレ補正がないから論外
動画を完全に撮らない人はいいかもしれないが、生きてたら動画を撮る機会は絶対にある。Redmi 9Tは手ブレ補正がないから、固定撮影以外では使い物にならない。私の場合はこの時点で検討から外れる。
スペック比較
Redmi Note 9S | Redmi 9T | Redmi Note 10 Pro | |
---|---|---|---|
発売日 | 2020/6/9 | 2021/2/5 | 2021/4/14 |
価格 | 28,600円 | 15,739円 | 34,800円 |
縦 横 厚み | 165.75mm 76.68mm 8.8mm | 162.3mm 77.3mm 9.6mm | 164mm 76.5mm 8.1mm |
重量 | 209g | 198g | 193g |
ディスプレイ 解像度 アスペクト比 リフレッシュレート 材質 | 6.67インチ 2400 x 1080 20:9 60Hz Gorilla Glass 5 | 6.53インチ 2340 x 1080 19.5:9 60Hz Gorilla Glass 5 | 6.67インチ AMOLED 2400 x 1080 20:9 120Hz Gorilla Glass 5 |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 662 | Snapdragon 732G |
メモリ | 4GB 6GB | 4GB | 6GB |
ストレージ | 64GB 128GB | 64GB | 128GB |
バッテリー容量 | 5,020mAh | 6,000mAh | 5,020mAh |
急速充電 | 18W | 18W | 33W |
ワイヤレス充電 | ー | ー | ー |
メインカメラ センサーサイズ f値 | 48MP 1/2 1.79 | 48MP 1/2 1.79 | 108MP 1/1.52 1.9 |
超広角カメラ f値 | 8MP 2.2 | 8MP 2.2 | 8MP 2.2 |
望遠カメラ | ー | ー | ー |
フロントカメラf値 | 2.48 | 2.05 | 2.45 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.1 |
Bluetoothコーデック | aptX, aptX HD, LDAC, AAC | aptX, aptX HD, LDAC, AAC | aptX, aptX HD, LDAC, AAC |
SIM | デュアルnano SIM | デュアルnano SIM | デュアルnano SIM |
外部メモリ | microSD(512GB) | microSD(512GB) | microSD(512GB) |
イヤホンジャック | ○ | ○ | ○ |
指紋認証 | ○(サイド物理ボタン) | ○(サイド物理ボタン) | ○(サイド物理ボタン) |
顔認証 | ○ | ○ | ○ |
防水・防塵 | ー | ー | IP53 |
詳細比較
ディスプレイ
Redmi Note 10 Proは3.5万円で有機EL、120Hzの高リフレッシュレート。3万円台のスマホで搭載しているのは見たことがない。まだ高リフレッシュレートのスマホを使ったことがない人はぜひ使ってみてほしい。スムーズさがマジでぜんぜん違う。
CPU
どれもミドルスペックで3Dゲームをするには物足りないくらいのスペック。
Redmi Note 9Sを普段使用している私としては、720Gでちょっとレスポンス悪いなと感じるくらいだから、Redmi 9T(Snapdragon 662)は普段の使用に耐えられなさそう。
カメラ
Redmi Note 10 Proのメインカメラはセンサーサイズも大きくて、暗所撮影に強そうなのがいい。超広角カメラはもうちょっと良いものを載せてほしかった。動画の電子手ブレ補正になると画角が狭くなるから、メインカメラでの動画撮影は寄りすぎた絵になるから使いにくい。静止画が多い人には良いカメラだと思う。
まとめ
Redmi Note 10 Proは3.5万円なのにハイスペックなディスプレイを搭載した機種だ。これから新しくミドルレンジのスマホを買うなら、間違いなくRedmi Note 10 Proが良い。現在Redmi Note 9Sと同等のスマホを使っている人はわざわざ買い換える必要はないと思う。
Redmi 9Tは値段が魅力的ではあるけど、値段なりのスペック。動画手ブレ補正がないのがかなりきつい。
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