先日記事にした通り、ELECOMのメンブレンキーボードを買った。致命的な欠点はなくて概ね満足なんだけど、夜に部屋で使っていると打鍵音が気になる。今回はシリコンスプレーを使って静音化してみたから記事にする。
結論:静音効果は絶大。ただし作業はかなり面倒。
先に結論を言うと、静音効果はかなり絶大で打鍵音がかなり小さくなり、タイプ時の引っ掛かりが低減した。作業は1時間程度で完了したが、スプレーをキーの軸にちょっとだけ噴射するのがマジで面倒。もうやりたくないから。
塗布してから2週間経過しているが、今のところ効果が薄れているようには感じない。トラックボールにシリコンスプレーをしたときは1週間以内に効果が薄れるが、キーの軸は直接指が触れる場所ではないため効果が継続しているんだと思う。
↓トラックボールマウスの記事は以下。
↓メンブレンキーボードを買ったときの記事は以下。
メンブレンキーボード静音化作業
静音化では下記画像のスライダにシリコンスプレーを塗布することで、キー押下時の抵抗を減らす。
以下の順に作業を行なっていく。
- キートップを外す
- キートップを洗う(脱脂)
- キーボードを洗う(必要に応じて)
- キートップの軸にシリコンスプレーを塗布
- キートップを付ける
以下は作業に必須なものだ。シリコンスプレー以外はあったら楽だけど、なくてもなんとかなる。私はシリコンスプレーしか持ってない。
キートップを外す
キートップを外していく。私はキートップ外しを持っていないから全て素手で外した。手が痛くなるからおすすめしない。
キートップ外しは500円で買えるから、買ってしまっても良いだろう。
キートップを洗う(脱脂)
今回の場合、購入直後のため省略したが、長時間使っている場合は洗った方がいい。洗い方としては、バケツにぬるま湯と食器用洗剤を入れてかき混ぜれば大体の汚れは落ちる。
キーボードを洗う
ここも今回は購入直後のため省略。本来だったらゴミをエアダスターで飛ばして、エレクトロニッククリーナーでシリンダを掃除する。
キートップの軸にシリコンスプレーを塗布
キートップのスライダ4面ずつスプレーする。TK-FDM105TXBKは92キーだから、単純計算で368回シリコンスプレーを噴射することになる。
シリコンスプレーは人体に有害だから、通気の良い場所で手袋を付けて作業をすることをおすすめする。(私は素手でやってしまった)
キートップを付ける
シリコンスプレーはテカテカな見た目になるから分かりにくいが、乾燥は不要だ。全キートップに塗布してから付けてもいいが、私は1つずつ『塗布→付ける』の作業を繰り返すことにした。
静音効果は絶大
まじで静音。1,500円程度で変えるメンブレンキーボードが静電容量無接点方式みたいなうち心地に変わった。
効果がどの程度持続するかはまだ不明だが、スプレーしてから2週間経っても静音性は変わっていない。1ヶ月経ったら(2021年11月頃)また追記する。
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