外出時は取り回しの良さからAirPods Pro、室内では音質優先でKZ ZAS(有線)を使っていたが、やっぱり有線は邪魔だと感じた。音質は維持しつつ無線化するため、KZ AZ09の後継機KZ AZ09 Proを購入したのでレビューする。
ちなみにAirPods Proを購入したときに「AirPods Proの音質でも満足!」と思いKZ AZ09は既に売却してしまったから新旧の比較はできない。
結論:AZ09 Proから正当進化。値段も進化。
評価:4.0
結論から言うと、AZ09 ProはAZ09と比べて正統に進化した。進化したポイントを⬇︎にまとめたが、これらを不要と思う人はAZ09の方がいい。私はAZ09 Proの方がおすすめ。
AZ09 ProではAZ09(無印)に比べて以下の点が改善された。
AZ09 Pro | AZ09(無印) |
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ホワイトノイズがかなり減った apt-Xに対応 気にならない程度の操作音 接続が安定しておりほぼ途切れない | 無音時にホワイトノイズが聞こえる apt-X非対応 操作音がデカい 人混みだと接続が不安定になる |
AZ09 Proのレビュー
AZ09 Proのケースは無印とほぼ同じ
⬇ケースは無印と同じデザインのマットな黒いケース。指紋が目立つタイプ。
⬇サイズ感としてはiPhone 12、AirPods Proより遥かにデカい。ポケットに入れるのは無理だ。
⬇蓋を開くとこれまた無印と同じような収納の仕方になってる。
⬇RとLが逆なのと、中にスポンジが入ってるのも無印と同じ。KZ ZASを接続してみたけどスポンジのせいで収まりが悪い。
AZ09 Proの本体は無印とは違う
⬇無印はイヤーフックは透明だったが、AZ09 Proは黒になっている。個人的にはAZ09の方がおしゃれな感じがして好き。
⬇色だけじゃなくて材質も違う。AZ09 Proの方が柔らかい肌触りは良い。しかもAZ09と同じくらいの硬さだから揺れも少ない。
音質は有線と変わらない
私はクソ耳だから細かい音質の違いを語れないが、iPhone 12→AZ09 Pro→KZ ZASの組み合わせとiPhone 12→Lightning to 3.5mm変換→KZ ZASでは明確な音質な違いは感じられなかった。
もう一度言うが私はクソ耳だから細かい違いは分かってない。
AZ09 ProとAZ09のスペック比較
簡単にまとめると、AZ09 Proは通話ノイズキャンセリングが付いて、連続再生時間が8時間に伸びて、チップセットが新しくなって、価格が上がった。
AZ09 Pro | AZ09 | |
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価格 (2022/08/09時点) | 約5,000円 | 約3,000円 |
コネクタ形状 | 0.75mm 2pin or 0.78mm 2pin | 0.75mm 2pin or 0.78mm 2pin |
チップセット | Qualcomm QCC 3040 | RTL8753BFR |
通話ノイズキャンセル | あり | なし |
連続再生時間 イヤホン単体 | 8時間 | 6時間 |
連続再生時間 ケース込み | 48時間 | 48時間 ※ケースで8回充電可能 |
充電ポート | USB Type-C | USB Type-C |
Bluetooth バージョン | 5.2 | 5.2 |
Bluetooth コーデック | SBC, AAC, apt-X | SBC, AAC |
購入する | 購入する |
AZ09 Proはチップセットが新しくなった
AZ09 ProはチップセットがQualcomm QCC 3040になったことにより、接続安定性や省電力性能が上がった(らしい)。
実際に連続再生時間が6→8時間に伸びているし、AZ09のAmazonレビューで書かれていた途切れは改善されているようだ。実際に使ってみたところ、新宿駅の人が密集するような場所では少し途切れることがあったが、それ以外の使用シーンにおいては途切れが発生していない。
新宿ではAirPods Proでも途切れることがあるから、AZ09 Proの接続安定性はかなり優秀だと言える。
まとめ
AZ09の後継機であるAZ09 Proは正統に進化していた。音質は進化してないが、細かい使い勝手が進化したという感じだった。
AZ09 Pro | AZ09(無印) |
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ホワイトノイズがかなり減った apt-Xに対応 気にならない程度の操作音 接続が安定しておりほぼ途切れない | 無音時にホワイトノイズが聞こえる apt-X非対応 操作音がデカい 人混みだと接続が不安定になる |
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