Blackview Tab6【普通に使えるAndroidタブレット】

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iPad Pro(2020)の11インチを持っているんだけど、家の中で使うにも外に持ち出すにも大きすぎて、使うのに気合を入れる必要がある。ということで、気軽に使えるタブレットが欲しくてもう一回り小さい8インチタブレットBlackview Tab6を購入した。

主な利用用途はKindle Unlimitedなどで電子書籍を読む・ブログ更新・動画視聴だ。ゲームができるスペックではないため、ゲームは対象外としている。

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結論:動画視聴はできるしWebブラウジングもそれなりにできる。割り切って使う人にはおすすめ。

評価:4.0

結論から言うと『最高の体験』ではないけど普通に使えるタブレットというかんじ。イマイチなところも多いけど、コスパはかなり高い。

⬇︎Blackview Tab6の良いところ・イマイチなところをまとめると以下の通りだ。イマイチなところが多いが1.5万円で買えることを考えれば許容範囲だと思う

良いところイマイチなところ
安いから気軽に使える
8インチなので持ち運びが楽
ゲーム以外のことは大きな不満が無くできる
HD(1280×800)解像度だから細かい文字はジャギーになる
WideVine L3 なので動画が低画質
顔認証の精度が低い
充電速度が遅い
PD充電器では充電できない
画面明るさ調整が自動じゃない

Blackview Tab6のレビュー

Blackview Tab6のスペック

OSDoke OS_P 2.0 (Android 11ベース)
縦幅
横幅
厚さ
207.6mm
124mm
9.45mm
重量365g
ディスプレイ8インチ 1280×800 HD IPS
アスペクト比16:10
リフレッシュレート60Hz
CPUUnisoc T310, 2.0GHz
RAM
ストレージ
3GB RAM + 32GB ROM
バッテリー5580mAh
SIMnanoSIM×2
またはnanoSIM +microSDカード
バンドGSM: 2/3/5/8
WCDMA: 1/8
FDD-LTE:1/3/7/8/20
microSD1TBまで対応
スピーカーデュアル
位置情報GPS + GLONASS + Beidou + Galileo
WiFi802.11a/b/g/n/ac
指紋認証
顔認証
防水・防塵

Blackview Tab6の内容物

⬇1.5万円で買える割におしゃれな箱と、背面に『Blackview』とだけ書かれたシンプルな本体。

⬇同梱品は充電器とUSB-A to USB-CとSIMピン(写真撮り忘れ)が入っている。

⬇充電器は7.5W出力。Blackview Tab6はUSB PDでの充電ができない仕様らしく、実際私の持つAnker PowerPort Atom III Slim(30W)CIO LilNob PD3.0 65W 3ポートのUSB-Cポートからは充電できなかった。

Blackview Tab6の本体

⬇本体右側に電源ボタンと音量ボタン。

⬇本体上側にUSB-C充電ポート、SIMカードトレイ、3.5mmイヤホンジャック。

⬇SIMトレイはnano SIMが2枚入る。1枚はmicroSDカード(最大1TB)にすることもできる。

◯Blackview Tab6の良いところ

良いところイマイチなところ
安いから気軽に使える
8インチなので持ち運びが楽
ゲーム以外のことは大きな不満が無くできる
HD(1280×800)解像度だから細かい文字はジャギーになる
WideVine L3 なので動画が低画質
顔認証の精度が低いし、遅い
充電速度が遅い
PD充電器では充電できない
画面明るさ調整が自動じゃない

◯安いから気軽に使える

Blackview Tab6の最大の魅力は1.5万円という安価で購入できる点だ。私はiPad Pro 11インチも持っているが、Blackview Tab6の使用時間の方が長くなっている。

iPadのような高級品だと子どもの手の届く範囲に置いておくのは心配になるが、Blackview Tab6 は安価なおかげで何も気にせず置いておける。なので、私にとってはスマホ並みに身近なデバイスとなった。

◯8インチなので持ち運びが楽

Blackview Tab6はボディバッグにも余裕で入る8インチなので、外出時も気軽に持ち出すことができる。8インチのサイズ感に加えて安価なこともあって、ケースに入れずにバッグに放り込んでいる。

◯ゲーム以外のことは大きな不満が無くできる

私の主な用途は⬇だ。いずれも大きな不満はなく出来ている。

  • 電子書籍(Kindle、ePubファイルやPDFファイルなど)
  • 動画視聴(YouTube、PrimeVideo)
  • Webブラウジング
  • ブログ執筆(フリック入力、物理キーボード)
  • 画像編集

✖︎Blackview Tab6のイマイチなところ

良いところイマイチなところ
安いから気軽に使える
8インチなので持ち運びが楽
ゲーム以外のことは大きな不満が無くできる
HD(1280×800)解像度だから細かい文字はジャギーになる
WideVine L3 なので動画が低画質
顔認証の精度が低いし、遅い
充電速度が遅い
PD充電器では充電できない
画面明るさ調整が自動じゃない

Blackview Tab6に致命的な欠点ではないんだけど、イマイチなところはたくさんある。

✖︎HD(1280×800)解像度だから細かい文字はジャギーになる

HD解像度だから仕方がないが、価格.comやヤフートップページなどをPC版表示すると細かい文字がジャギーになる。今どきのスマホやiPadを使っていると明らかにジャギーなかんじがするので、使い始めは違和感があるかと思う。私は慣れた。

✖︎WideVine L3 なので動画が低画質

Blackview Tab6はWideVine L3なので、Amazon Prime VideoやNetflixの再生については480pとなる。480pでも見られなくはないが、明確に画質が悪いと感じるレベルだ。

ちなみにYouTubeは720pで再生できるため、画質が悪いとは感じない。

✖︎顔認証の精度が低いし、遅い

Blackview Tab6は一応インカメラで顔認証ができる。しかし、顔認証の精度があまり良くないうえに認証が遅い。顔認証を待っている間にパスコードを入力したほうが早い

✖︎充電速度が遅い。PD充電器では充電できない。

充電端子がUSB-Cなのは良いんだけど、USB PDでの充電ができない仕様らしく、実際私の持つAnker PowerPort Atom III Slim(30W)CIO LilNob PD3.0 65W 3ポートのUSB-Cポートからは充電できなかった。急速充電じゃなくてもいいからUSB-C to USB-Cな充電器で充電できるようにしてほしかった。

なのでUSB-A to USB-Cな充電器で充電することになるんだけど、充電速度が結構遅いのもイマイチなところだ。

✖︎画面明るさ調整が自動じゃない

地味にイマイチなポイントとして画面の明るさ調整が自動じゃないところが挙げられる。個人的にはスマホなどの明るさ自動調整も結局は手動で微調整することが多いから、そこまで気にしてない。

まとめ

本記事をまとめると以下の通り。

  • Blackview Tab6は安いけどゲーム以外は普通に使えるタブレット
  • タブレットで最高の体験をしたいならiPadを買え
  • Blackview Tab6は良いところ・イマイチなところをちゃんと理解してる人からすると、非常にコスパが良い

要望を言えばフルHD・Antutu 30万点くらいのCPU、ROM64GBにしてほしい。それなら2.5万円まで出せるのに。

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