AmazonプライムデーでAnkerのワイヤレス充電スタンドがセールだったので購入してみた。結論から言うと、平型のように発熱がないからおすすめ。ただしスタンドだとAirPods Proのような完全ワイヤレスイヤホンは充電しにくい。
↓平型のワイヤレス充電器を買って後悔した話
結論:発熱しにくいワイヤレス充電器を探しているならスタンド型がおすすめ
Anker PowerWave 10 Standではワイヤレス充電しても有線充電と同等でほぼ発熱はなかった(平型では40度程度)。ワイヤレス充電スタンドの筐体が平型より大きいし、コイルが格納されている箇所が空気に触れやすくなっているため、放熱の効率が違うのだと思う。私は発熱しないことを第一優先にしているから、Anker PowerWave 10 Standはかなりおすすめできる。金属検知があるのも安心。
Anker PowerWave 10 Standの良いところ
- ほとんど発熱なし
- 金属検知などがあって安心
ただし、スタンド型にもデメリットはあって、AirPods Proなどの完全ワイヤレスイヤホンを充電するのに一工夫必要になる。
Anker PowerWave 10 Standのイマイチなところ
- スマホは充電しやすいが、完全ワイヤレスイヤホンなどの小物は充電しにくい
Anker PowerWave 10 Stand の外観
↓同梱品は、スタンド本体、microUSB、説明書。スタンド型なので箱がでかい。microUSBケーブルは要らないから安くしてくれ。
↓スタンド本体はマットなブラック。白も売っているけどプライムデーの対象ではなかった。
↓マニュアルは日本語で記載あり。
LEDインジケーター | 意味 |
---|---|
青色に3秒間点灯後に消灯 | 電源に接続 |
青色に点灯 | モバイル機器の充電中 |
青色に点滅 | 金属製の物体が検出された |
緑色に点滅 | 互換性の無いACアダプター、またはケーブルが接続されている |
ACアダプターの互換性や、金属の検知もしてくれるのは安心。キャンドゥのワイヤレス充電器は電源に接続しているときは常に赤色ランプが光っていたが、Ankerは消灯してくれる。考えられている。
↓5W、7.5W、10Wで充電できる。7.5W、10Wの充電をするときは、QCかPDに対応した充電器を使う必要がある。LEDインジケーターで急速充電かどうか分かるようにしてほしい。考えられていない。
Anker PowerWave 10 Stand でiPhone11を充電する
↓iPhone 11の充電中。スタンド下部のLEDが青色に点灯する。
↓Spigenのリキッド・エアーというケースを使っているが、問題なく充電可能。
Anker PowerWave 10 Stand でAirPods Proを充電する
↓AirPods Proは置き方に工夫が必要。ケースなしの場合は逆さまか横向きで充電可能。
↓私はケースとキーホルダーを付けているので、上からなんとか垂らすこともできる。
Anker PowerWave 10 Standの充電速度は十分
3回計測して以下の充電速度だった。アダプタはRedmi Note 9Sの付属充電器(9V- 2A)を使用する。ワイヤレス充電機のためにわざわざQC・PD充電器を買うつもりはない。
Anker PowerWave 10 Standの充電速度
- 7%充電(73→80%)で18分 1%あたり 2.6分
- 10%充電(78→88%)で25分 1%あたり 2.5分
- 20%充電(61→81%)で45分 1%あたり 2.3分
1%あたりの平均値を2.5分だと考えても、50%充電するのに125分かかる。
遠出する場合以外は50〜80%のバッテリー残量を維持する運用をしているから、このくらいの速度でも十分。急ぎだったら有線と使い分ける。
まとめ
発熱しないワイヤレス充電器を探しているならスタンド型一択。ただしスタンド型はスマホを置くことを前提として作られているから、完全ワイヤレスイヤホンみたいな小物は充電しにくい。
ワイヤレス充電スタンドを探しているならクオリティ的にAnkerが良い。Amazonのセールで高確率で安くなるから、そのタイミングを狙おう。
私は有線充電が苦じゃないから、ワイヤレス充電は『生活が便利になる』というレベルで感動できるものでは無かった。有線充電を面倒に感じている人にとっては画期的だと思うから、導入を渋っているようなら早めに導入するといい。
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