以前KZ ZSTxを完全ワイヤレス化したが、今回はその上位機種であるZAXを完全ワイヤレス化する。ZSTxとの比較を含めたレビューをする。
結論:音質と外観が向上した。ケースへの収納も問題なし。
先に結論を言う。ZSTxよりZAXの方が音質が良くて、個人的には外観もZSTxより好きだから、買い替えて正解だった。BT20S Proのアダプタを0.78mm 2pinから0.75mm 2pinに変更したので、ZAXとアダプタを合わせて8,000円程度の出費となった。
この記事の要約
- ZSTxからZAXに変えたら音質は少し向上した。さらにクリアな音質になった。
- ZSTxよりZAXの方が外観がかっこいい。
- ZAXをBT20S Proに接続したときの音質は有線とほとんど変わらない。
↓ZSTxの記事はこちら
ただし、音質はZSTxとZAXで劇的に変わるわけではないし、音の傾向もフラット寄りのドンシャリで同じような傾向だ。同じ曲を聴き比べたらZAXの方が確かにクリアに聴こえるのは事実ではある。ZSTxを初めて使ったほどの感動はなかった。
ZAXはまぁまぁなコスパのイヤホン
音質の良さはZSTxよりZAXが上
Anker Soundcore Life P2を常用していてZSTxを初めて使ったときは、あまりの音質の良さにめちゃくちゃ感動した。ZSTx → ZAXの変化は感動するほどではなかった。
だけどZSTxと同じ曲を聴いてみると、中・高音域のクリアさが違う。1枚フィルターを剥がしたようなクリアさ。
コスパの良さはZSTxの方が上
ZAXの方が音質が良いんけど、値段を考えるとZSTxの方がコスパが高い。ZAXは約6,500円、ZSTxが約2,000円だ。ZSTxが安すぎる。今まで音質にこだわってない人は試しにZSTxを買ってみてほしい。絶対感動する音質だ。
ZAXは外観がかっこいい
ZAXはメタリックな外観が非常にかっこいい。ZSTxはプラスチッキーだし、ZSTxと書いてあるのがちょっとダサい。ZSTxの外観が好みじゃないから買い替えたといっても過言ではない。
ZAXはハウジングが大きい
ZSTxと比べるとZAXのハウジングは大きい。だけど装着感は普通に良いから問題ない。
ZAXをBT20S Proに接続する
ZAXのコネクタは『2Pin 0.75mm-S』
ZAXとZSTxのコネクタ形状は微妙に異なる。下の透明な方がZAXで、半透明な方がZSTxだ。金色のピンの飛び出具合が微妙に違う。
それに伴って、BT20S Proに接続するコネクタも別のものを新調した。
0.75mm-SがZAXに対応するアダプタ
ZSTxで使っていた0.78mmでもZAXを接続することはできるし、音楽も普通に聴ける。特段劣化はしていなさそう。けど、コネクタの透明部分が丸見えでちょっと不格好。
0.75mm-Sのコネクタはスッキリしてて、こっちのほうがかっこいい。(と言い聞かせている。買わなくても良かったかも。)
ケースへの収納は問題なし
ハウジングが大きくなったけど、ケースへの収納は問題なし。
ホワイトノイズは変わらず
ZSTxでもあったホワイトノイズは、ZAXに換装しても変わらず聞こえる。音楽を聴いているときは気にならない。
まとめ
今までイヤホンに全くこだわってない人はZSTxの方が2,000円で買えるからコスパが良いんだが、ZAXの方が音質はいい。でも6,500円くらいする。そこは自分のお財布と相談して決めてほしい。私は一度ZAXを使ってしまったから、ZSTxに戻ることはできない。
約8,000円の出費で完全ワイヤレスイヤホンの音質を向上できたのは良かった。リケーブル可能なイヤホンとBluetoothアダプタの組み合わせは便利だから、また新たな中華イヤホンが出てきたら買い替えを検討したい。
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