去る2020年4月、私はASUS VivoBook E200HA-8350(以下、E200HA)からCHUWI Aerobook(以下、Aerobook)に乗り換えた。当時を思い出して記事にする。E200HAのスペックでもそんなに困らないが、ちょっと不満を持っている人は買い替えの参考にしてほしい。
私がパソコンでやること
軽いことしかしないが、E200HAはこの軽い作業もちょっとストレスが溜まる。
調べ物(Chromeタブ10個くらい一気に開く)
動画(Youtube、ニコニコ)
ブログ書く(テキスト打つ、ちょっとした画像編集)
ドキュメントいじる(Excel、Google Drive(オンライン))
旅行予約
E200HAの不満
パソコンでゲームもしないし動画編集もしないので、そんなにも困らないがちょっと不満もあった。特に、以下作業時に感じる不満が大きかった。
Windows Updateをするために容量節約するのが面倒
E200HAのストレージはeMMC 32GBだ。実際空き容量として残っていたのは8~10GBだった。Windows 10の大型アップデートが何回かあったが、8GB以上の空きがないとダメだったため、基本的にソフトウェアはインストールしなかった。
Windows UpdateするたびにシステムファイルのクリーンアップをしてCドライブを拡張するのが非常に面倒だった。ストレージが32GBしかないパソコンは基本的に以下の縛りで使わないと、継続的なWindows Updateはできないと思ったほうがいい。
・ソフトウェアは基本的にインストールしない
・データファイルはクラウドに置く
・Windows Updateする前にシステムファイルのクリーンアップを毎度行う
Google Drive(オンライン)が重い
ドキュメントのサイズにも依るが、オンラインで1ファイル開くのに5秒位待たされるし、処理の完了もまたちょっと待たされる。このクラウド全盛の時代には許されない重さだ。
Youtubeはスムーズになるまで10秒かかる
最初の読み込みの10秒程度は再生されない or カクカクになることが多い。一度スムーズになったら後はその後はスムーズだ。
複数ウィンドウ同時に開いておくのはしんどい
Youtubeを見ながらChromeはできなくはない。できなくはないが重い。両方を一気にやろうとすると、どちらかは固まると思ったほうがいい。
E200HAの良かった点と、次のパソコンに求める仕様
不満は多いが良い点も多い。良い点を維持できるよう仕様を決めていった。
次のパソコンに求める仕様はこの形式で記載する
安い(3万)
小型・低スペックなだけあって新品購入時も3万円と安かった。価格コムで3万円以下を検索してみると2020年9月の時点でもE200HAと同じようなスペックしか存在しなかった。これだったら買い換える意味がないため、もうちょっとだけ予算追加することにした。
3万円位がいいが、出したとしても4万円。
軽い
重量は980g。まじで軽い。ほとんど家の中でしか使っていなかったが、家の中でも軽い方が何かと便利だと気づいた。
可能なら1kg以下。妥協しても1.3kg。
使いやすいキー配列
E200HAのキーボード配列は優秀だ。小さいノートパソコンにありがちな無理やり押し込んだ配列ではない。一般的な配列になっている。
キー配列がおかしくないこと。
電源タップが小さい
ノートパソコンの電源は太くて持ち運ぶにはつらいイメージがあった。E200HAは独自規格の電源タップではあるが、非常に小型で便利だ。ノートパソコンが軽くても電源タップが大きくては意味がない。
電源タップが小型。できればUSB PD充電可能。
ファンレス
E200HAはファンレスだ。今までファンレスのノートパソコンを使ったことがなかった。ノートパソコンといえばファンの音がしている、というイメージが覆された。
可能ならファンレスがいいが、ファンレスにするには発熱を抑える必要があり、そうすると必然的にスペックが下がるのが悩みどころ。
できればファンレス。でもそれでスペックが低いのは勘弁
次のパソコンに求めるスペック
新しいことがやりたい訳じゃなく、今の作業を少し快適にしたいだけだ。なので、求めるスペックとしてはベンチマーク倍くらいだ。
実際に購入したAerobookはキーボードの右シフトキーの配置以外は満足している。
E200HA | 次のパソコン | Aerobook | |
CPU | Atom x5-Z8350 | Celeron N4100より良い | ○ Core M3-6Y30 |
メモリ | 4GB (DDR3L-1600) | 8GB | ○ 8GB |
ストレージ | eMMC 32GB | 128GB以上 | ○ SSD 256GB |
画面サイズ | 11.6型液晶(グレア) | 11.6型以上 | ○ 13.3インチ |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 | あんまり気にしない (5時間あれば十分) | ○ 8時間(6時間は確実) |
重量 | 980g | 1.3kg以下 | ○ 1.26kg |
キーボード | 使いやすい日本語配列 | 使いやすい配列 (日本語配列じゃなくても良い) | △ 英語配列、右シフトキーだけ特殊 |
価格 | 3万円 | できれば4万円 | ○ 3.8万円(4.5万-0.7万還元) |
4万円で希望スペックのパソコンは意外と無い
価格コムで調べてみると4万円だと意外とそのスペックを満たすパソコンはない。そうなると中華パソコンになる。その中で選んだのがAerobookだった。
結果的にAerobookを選んだのは間違っていなかった。非常に使いやすいし見た目もいい。Aerobookのレビュー自体は別記事にしたいと思う。
公式ストアで買うのが良い
AerobookはProやPlusが発売されているが、ライトユーザなら無印版で十分だ。AmazonのCHUWI公式ストアで39,500円で売られている(2020年9月1日時点)。私が買ったときは公式ストアじゃなくて別の販売店で45,000円だった(ポイント還元7000円で実質38,000円)。
販売店を経由しないほうが修理や不具合対応が早そうだ。今買うなら公式で買う。
コメント