仕事用キーボードとしてELECOMのパンタグラフキーボードを使っていたんだけど、タイピング中のたわみが気になるようになってきた。
店頭で色々試してみて、打ち心地が良くて安くてコンパクトなELECOMのメンブレンキーボードを購入したからレビューする。
↓ パンタグラフキーボードの記事は以下。
結論:高コスパなキーボード。致命的な欠点はない。
総評すると致命的な欠点がない高コスパなキーボードだ。以下に良い点・微妙な点をまとめる。
TK-FDM105TXBKの良いところ
- 癖のないキー配置
- テンキーレスだがHome、Endなどの特殊キーがある
- タイピングによるたわみがない
- バッテリーが長持ち(4年持つらしい)
TK-FDM105TXBKのイマイチなところ
- 打鍵音は静かな部屋だと気になる
- 音量変更や輝度変更などのマルチメディアキーが使えない
⬇シリコンスプレーを使うことで打鍵音を劇的に軽減できたから、下記の記事を参考にしてほしい。
TK-FDM105TXBK レビュー
前提として私はキーボードに大したこだわりはない。ちなみに今まで使った中で一番高価なキーボードは大学院の頃に研究室で支給されたHHKB Professional 2(静電容量無接点方式)だ。確かに打鍵感は良かったんだけど高すぎて自分で買うことはなかった。
○癖のないキー配列
コンパクトさを謳うキーボードでたまにあるような『Enterキーが小さい』だとか『端のキーの配列が通常と違う』なんてことはなく、本当にフルサイズキーボードからテンキーだけを取り除いた形をしている。
キートップの印字も一般的。変なフォントでもなく、落ち着いている印象。
○特殊キーが独立している
個人的にイチオシなポイントが特殊キー(Home、Endなど)が独立していることだ。特殊キーは『Ctrl + なにかのキー』がショートカットに割当られているソフトウェアもあるが、どのソフトウェアで使えるかを意識しながら作業するのは面倒。なので、ショートカットキーは覚えず素直に特殊キーを使うことが多い。
コンパクトキーボードの多くは特殊キーが独立していない事が多いので、TK-FDM105TXBKは他製品と差別化できている。
○タイピングによるたわみがない
パンタグラフキーボードTK-FDP098TBKが最近たわむようになってきて、入力のたびにブニブニするのが気に食わなかった。TK-FDM105TXBKは全くたわむことがない。快適。
↓ 横から見ると厚さの違いが一目瞭然。TK-FDP098TBK(左)は下部が接地していないが、TK-FDM105TXBK(右)は接地している点も影響してそう。
○電池長持ち、レシーバーも格納可能
↓ TK-FDM105TXBKは単3電池1本で動く。しかも4年も電池が持つらしい。
しかもレシーバーが格納できるようになった。地味に便利。
↓ 電源のオンオフができるから電池持ちはさらに良くなりそう。
×打鍵音が気になる(周りが静かな場合)
店頭で打ったときはパンタグラフと変わらないくらい静かに感じたが、それは周りの騒音のせいだった。家族が寝たあとの静かな家では普通にカチャカチャうるさい。気を使いながら優しくタイピングしないとダメなくらいのタイプ音が鳴る
×マルチメディアキーがない
仕事の際は気にならなかったがマルチメディアキーがないのがプライベート利用で不便に感じた。音量調整と画面輝度調整はキーボードでできた方が楽。
まとめ
テンキーレスキーボードはたくさんあるが、特殊キーは削除されているキーボードが多い。TK-FDM105TXBKは特殊キーが独立しているのが最大の特徴だし、他の製品と差別化できている箇所だ。
コンパクトなキーボードはおかしなキー配列になっていることが多いが、TK-FDM105TXBKキー配列に癖がない配列だからコンパクトなキーボードを探している人におすすめしたい。
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