本記事を執筆しているのは2020年12月12日だ。2020年9月上旬から合計14回目の申請でやっと合格できた。長かった。Google Adsenseの審査は年々厳しくなっているようで、後発の参入者にとっては辛い状況になっている。私と同じ後発の新規ブロガーの励みになればと思い記事化することにした。
体系的な解説ができるほど分析していなかったので記憶ベースの記事となる。当ブログではこうだったという話なので、役に立たない箇所も多いかと思うが、誰かの参考になることを祈る。
不合格で悩んでいる人にまず伝えたいこと
自分は自分、他人は他人
合格記事を検索すると、よく「ブログ開設1週間で合格しました!」とか「5記事で合格しました!」みたいな記事が出てくる。それはうまく行った人が自慢したいだけなんだと心に言い聞かせよう。自分には才能が無いのだと落ち込んでいる暇があったら、コツコツと不合格原因の調査と対策を繰り返したほうが建設的だ。現在不合格で挫けそうな人は本記事を励みに頑張ってほしい。そしてGoogle Adsense不合格に苦しむ人にこの記事を見てもらいPV数が稼げれば良いなと思う。
とはいえ、他人の動向が気になるのも分かる
合格した後だから言えるということもあるが、やはり他人の動向は気になるところだ。なので私の散々な不合格履歴を公開していく。そして私はまだGoogle Adsenseに合格しただけで収益化できていないので、やっとスタートラインに立ったくらいのレベルであることを忘れてはいけない。
合格時の当ブログの状況
Google Adsense申請にあたってカテゴリ数や記事の厳選を行い、公開記事を下書きに戻したり、カテゴリの統廃合を行った。合格時では以下の状況だった。ネットで言われている記事あたりの平均文字数(最低でも1000文字)やカテゴリ数の厳選(多くても3つ)は本当なのかもしれない。
公開記事
審査に出しても問題がなさそう(文字数やクオリティ)な記事だけ公開にしており、以下の状況だった。
PV | 1日10くらい |
記事数 | 19 |
カテゴリー数 | 2 |
1記事あたりの平均文字数 | 1852 |
非公開記事
下書きに戻した記事は以下の状況だった。
記事数 | 16 |
1記事あたりの平均文字数 | 734 |
合格までの履歴と行ったこと
不合格原因は最初から合格までずっと同じで「お客様のサイトが AdSense のプログラム ポリシーに準拠していること」だった。この不合格原因は他に比べて具体性が無いから、泥沼にハマる人が多いようだ。例にもれず私も泥沼にハマった。
【不合格】申請1回目(2020/9/11)
- Adsense申請に向けやったこと
- ブログ用Googleアカウント(本名じゃない)で申請した。
- 想定した不合格原因
- WordPressの設定不足、必須項目の不足。
- 記事のクオリティの問題ではないと思っていた。
【不合格】申請2回目(2020/9/14)
- Adsense申請に向けやったこと
- 2回目以降、プライベート用Googleアカウントで申請した。
- プライバシーポリシー、サイトマップなど調べたら出てくるような必須項目を片っ端から追加した。
- ブログ用GoogleアカウントのAdsenseアカウントを閉鎖手続きした。
- 想定した不合格原因
- ヘルスケア、禁止ワードなど意図しないところでポリシー違反が起きていると想定。
- 記事のクオリティの問題ではないと思っていた。
【不合格】申請3~10回目(2020/9/18~11/6)
- Adsense申請に向けやったこと
- 1記事追加するごとに再申請した。
- 金融系を書かないほうが良いらしいから、Kyashや株式投資のフル板に関する記事を非公開にした。
- 画像引用の出典が明記するようにした。
- 画像のAltテキストを全画像に追加した。
- プロフィールページを拡充した。
- 想定した不合格原因
- ネットで出てくる対策をひたすらやっていたのでもはや原因不明
- 記事のクオリティの問題を疑い始めた。
【不合格】申請11~13回目(2020/11/10~11/21)
- Adsense申請に向けやったこと
- 文字数が少ない記事をリライトした。(1500文字以上)
- h2タグごとに1画像を意識してリライトした。(h3タグはしつこすぎない程度に画像追加)
- カテゴリ数を厳選した。(4→2)
- 想定した不合格原因
- ネットでよく書かれている短期間合格パターン(カテゴリ厳選し、少数精鋭のハイクオリティ記事)との乖離。
【合格!】申請14回目(2020/12/12)
- Adsense申請に向けやったこと
- トラックボールマウスのレビュー記事を追加した。
- プロフィール記事で当ブログのテーマが「スマホやパソコンおよびその周辺機器などのガジェットをメインに取り扱う」ことを明記した。(これまでは雑記扱いにしていた)
合格!申請の間隔を開けたから?
13回目から14回目の間は、申請まで約3週間開いている。時間が開いた原因は、不合格によるモチベーションの低下と公私ともに忙しかったからだ。どちらかというと前者のモチベーション低下のほうが大きい。
ネットでも書かれている眉唾情報にAdsenseアカウントを変えたら合格したと申請の間隔を1ヶ月位開けるというものがある。私はどちらも信じていなかった。合格直前にアップした記事もクオリティが高いわけではないので、もしかしたら間隔を開けるのは本当に有効なのかもしれない。
【対策】お客様のサイトが AdSense のプログラム ポリシーに準拠していること
不合格原因がお客様のサイトが AdSense のプログラム ポリシーに準拠していることの場合、各サイトで原因に挙げていることが異なるからマジで対策が難航する。
各サイトで挙げられている原因をチェックリスト化しよう
ポリシー違反と言ってもそのポリシーも色々ある。私は短期間で合格まで漕ぎ着けると思いネットで見つけた対策を無邪気に実施していた。そのため何がやってあって何がやってないのか分からなくなってしまった。そもそも合格まで長期化する前提で考え、各サイトで挙げられている原因を1つずつリストアップし潰していくのが最善だ。
記事のクオリティが低いのもポリシー違反
Adsenseのプログラムポリシーにある通り、クオリティの低いコンテンツもポリシー違反だ。
関連性の高い独自のコンテンツを掲載したサイトを作成してください。
Google では、ユーザーに付加価値を提供しないドメインに対して措置を講じます。Google のウェブマスター向けガイドラインの内容をよくご理解いただき、次のようなサイト運営に関するおすすめの方法を実施してください。
引用元:AdSense ポリシー: 初心者向けガイド
記事のクオリティ以外の対策を一通りやりきったら、クオリティを上げる作業に回ったほうが良いと思われる。
当ブログで行った記事クオリティ以外の対策
具体的な方法は割愛するが、以下の対策を実施した。合格への必須条件以外もあるかと思うが、やって損はないので未実施のものがある確認してみてほしい。
- 問い合わせフォームの作成
- サイトマップの作成
- 固定ページのnoindex化
- 関連記事を表示させる
- プロフィールをちゃんと書く
- プライバシーポリシーをちゃんと書く
- グローバルメニューかサイドバーから固定ページ(プロフィール、サイトマップ、問い合わせ)に行けるようにする
- Google Search Consoleと連携する
- Google Analyticsと連携する(いずれ使うと思うけど申請には不要かも)
- Google Adsenseのポリシー違反(禁止ワード、禁止コンテンツ)になるような記事がないことを確認する
まとめ
抽象的なことばかり書いてしまったが、私が14回Adsense審査に望みそこから得た知見は以上となる。インターネットで言われているAdsense合格対策は内容にバラツキがあるから、やったことやってないことは後から追えるよう記録することをおすすめする。
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