OnePlus 8 Pro(OxygenOS、Android11)は、初期設定ではお世辞にもバッテリー持ちが良いとは言えない。むしろ悪い。今回はバッテリー持ちと利便性を考慮した私の設定方法を記事にする。この設定で1.5~2日は充電なしでも常用できているので、参考になればと思う。
設定方針
以下の方針で設定する。
OnePlus 8 Pro設定方針
- LINE、Gmailなどのプッシュ通知は来るようにする。
- ↑以外のアプリは基本的に通知が来なくてもいい。
- 利便性よりバッテリー持ち
- スマートウォッチは常時接続
アプリ無効化またはアンインストール【効果△】
不要なプリインストールアプリは無効化する。要らないアプリはアンインストールする。プリインストールっぽいアプリで残存 or 無効なアプリは以下だ。アンインストールしたものは忘れてしまった。
【参考】無効化・アンインストールしたアプリ
- アシスタント
- カメラ
- カレンダー
- ギャラリー(無効)
- ゲーム
- デバイス パーソナライズ サービス(無効)
- ドライブ
- フォト
- レコーダー
- 時計
- 電卓
- 連絡先
- Android ユーザー補助設定ツール(無効)
- Android Auto(無効)
- Android System WebView
- Device configuration
- Device Health Services
- Digital Wellbeing
- Duo(無効)
- Google(無効)
- Google テキスト読み上げエンジン(無効)
- Google Pay
- Google Play ストア
- Google Play 開発者サービス
- Google Play Services for AR(無効)
- Google Playムービー & TV(無効)
- Netflix(無効)
- OnePlus アカウント(無効)
- OnePlus Hydrogen Icon Pack
- OnePlus Launcher
- OnePlus Oxygen Icon Pack
- OnePlusLogKit
- YouTube
データセーバーをオンにする【効果◎】
バッテリーの消費にもつながるから、無駄なデータ通信は極力減らす。
Wi-Fi とネットワーク → SIM & ネットワーク → データセーバー → データセーバーを使用 をオンにする
除外設定も忘れずに
バックグラウンドのアプリは通信できないようにする。そのため、メッセージ系のアプリなどでプッシュ通知が必要な場合は以下の除外設定をする。
Wi-Fi とネットワーク → SIM & ネットワーク → データセーバー → モバイルデータの無制限利用 → (必要なアプリだけオンにする。)
【参考】無制限利用オンにしているアプリ
- カレンダー
- メッセージ
- メルカリ
- Amazonショッピング
- Gmail
- LINE
- ToDo リスト
- Yahoo乗換案内
- Yahoo天気
バッテリーセーバーをオンにする【効果◎】
バッテリーセーバーをオンにするのはかなり効果はあるが通知が不安定になる。『電池の最適化からの除外』と『アプリ履歴でのロック』を忘れずにやってほしい。
電池 → バッテリーセーバー → 今すぐ ON にする
電池の最適化からの除外
LINEやGmailなどのプッシュ通知が必要なアプリは電池の最適化から外しておこう。わかりにくいが『電池の最適化』は電池持ちを良くするために勝手にアプリをキルするから、プッシュ通知が来なくなることがある。
電池 → 電池の最適化 → 対象のアプリをタップして 最適化しない を選択
アプリ履歴からのロック
アプリ履歴からバックグラウンドで動作させたいアプリをロックをしておくと通知が安定する。
アプリ履歴 → 対象のアプリを長押し → ロック
Wi-Fi設定【効果○】
「デュアルチャネルでのネットワークアクセラレーション」をオフ
Wi-Fiとモバイルデータ通信の両方をオンにする設定。接続状況に応じて両方の通信を使うような感じの設定なので、多分無駄なバッテリーを消費しそうなのでオフ。
Wi-Fi とネットワーク → デュアルチャネルでのネットワークアクセラレーション
- インテリジェントなネットワーク接続 をオフにする。
- デュアルチャネルでのダウンロードアクセラレーション をオフにする。
「Wi-Fi設定」をオフ
スマホに判断を任せる系の設定は全部オフ。多分フリーWi-Fiがいっぱいある外国だと有用なんだと思うけど、Wi-Fiに繋ぐのは自宅だけな日本では無意味。
Wi-Fiとネットワーク → Wi-Fi → Wi-Fi設定
- Wi-Fi を自動的にONにする。 : オフ
- 接続状態の最も優れた Wi-Fiをインテリジェントに選択 : オフ
- パブリックネットワークを通知する : オフ
- スキャンを常に利用可能とします : オフ
Bluetooth、その他近距離無線通信の設定【効果△】
Bluetoothを使わない場合はオフの方がバッテリー持ちは良いが、渡しの場合はスマートウォッチを使うためにオフにはできない。
「検出可能」をオフ
OnePlus 8 Proがペアリングしていないデバイスから検出できなくなる。OnePlus 8 Pro側からペアリングすることが大半だと思うのでオフで問題ない。
Bluetoothとデバイス接続 → Bluetooth → 検出可能 をオフにする。
「Bluetooth」をオフ
スマートウォッチを使うからオフにできないが、バッテリーの観点から言えばオフのほうが省電力性は上がる。
Bluetoothとデバイス接続 → Bluetooth をオフにする。
「NFC」をオフ
NFCを使わないならオフにする。私は滅多に使わない。
Bluetoothとデバイス接続 → NFC をオフにする。
「ワイヤレスディスプレイ設定」をオフ
ワイヤレスディスプレイを使わないならオフにする。
Bluetoothとデバイス接続 → キャスト → ワイヤレスディスプレイの有効化 をオフにする。
「印刷」をオフ
スマホから印刷することがほぼ無いのでオフにする。周辺のプリンタを探すような気がするからバッテリー持ちに少しは影響あるかな。
Bluetoothとデバイス接続 → 印刷 → デフォルトの印刷サービス をオフにする。
「ニアバイシェア」をオフ
iPhoneでいうAirDrop。使ったことがないし使っている人を見たことがないからオフ。
Bluetoothとデバイス接続 → ニアバイシェア をオフにする。
ディスプレイ設定【効果○】
「明るさ自動調整」はオン
個人的には自動方が楽なので自動調整にしている。常に低輝度(30%)で使っている方がバッテリー持ちは良さそうだが、外出時に太陽光で見えなくなるなど利便性は低いと思う。
「解像度」「リフレッシュレート」を下げる
120Hzが売りのOnePlus 8 Proでリフレッシュレートを下げたら元も子もないという意見は分かるけど、バッテリー持ちを考えたら下げるしか無い。
・解像度 : FHD+ に設定する。
・リフレッシュレート : 60Hz に設定する。
「ダークモード」をオン
有機ELは黒の発色に電力を使わないからダークモードは率先して使う。
「アンビエントディスプレイ」をオフ
私の場合、スマートウォッチに通知が来るからスマホの画面で確認する必要はない。スマートウォッチを使ってない場合でもアンビエントディスプレイを使わずにGlimpse Notificationsでアプリを選んで点灯させるほうがおすすめ。
音声 & バイブ【効果△】
たぶんあまり効果ないけど、無駄なものはオフにする。
「システムサウンド」をオフにする
操作時の音はいらない。
「タッチ時のバイブ」をオフにする
無駄なバイブも電池の無駄。
ジェスチャー【効果△】
常にセンサーが動くようになるはずだから、オフにした方が良さそう。私はダブルタップでスリープ解除だけは多用するからオンにしている。
・フリップして消音 : オフ
・3本指のスクリーンショット : オフ
・持ち上げて応答/切り替え : オフ
・ダブルタップでスリープ解除 : オン
・音楽コントロール : オフ
・○の文字を書いてください : オフ
位置情報【効果○】
「位置情報の使用」をオフ
Googleマップくらいでしか使わないからオフで問題ない。Googleマップを開いたときに位置情報がオフになっていると以下の画像が出てるからOKをタップすれば位置情報がONになるから、利便性はさほど低下しない。
「Wi-Fiのスキャン」「Bluetoothのスキャン」をオフ
より正確な位置情報のために近くのWi-Fiアクセスポイントなどをスキャンする機能がある。オンでもオフでも大して変わらないからオフにする。
・Wi-Fiスキャン :オフ
・Bluetoothスキャン :オフ
「緊急位置情報サービス」をオフ
サブスマホでオンになっているから必要ない。
Digital Wellbeing【効果△】
自己管理が自分でできる人は要らない。
まとめ
以上が私のOnePlus 8 Proの省電力設定だ。デフォルトの倍くらいはバッテリー持ちが良くなるので、参考にしてほしい。
コメント