HUAWEIから新しくHUAWEI Band 6が発売になったから競合機種と比較する。競合機種としては形もそっくりなHUAWEI WATCH FITと、私が持っているAmazfit GTSだ。
結論:HUAWEI Band 6 / WATCH FITよりAmazfit GTSがおすすめ
先に結論を書く。おすすめ順は以下のとおりだ。
- Amazfit GTS (または GTS 2 mini)
- HUAWEI WATCH FIT
- HUAWEI Band 6
スマートウォッチとしての機能は全機種あまり変わらないが、Amazfit GTSシリーズはサードパーティ製アプリでLINE通話着信を通知したり、カスタムウォッチフェイスを設定できる点でHUAWEI機種よりおすすめだ。以下、詳細を解説する。
スペック比較
表でスペックを比較する。HUAWEI機種がSpO2を測定できるのが強みで、WATCH FITの方がBand 6より機能が豊富というかんじ。
HUAWEI Band 6 | HUAWEI WATCH FIT | Amazfit GTS | Amazfit GTS 2 mini | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2021年5月 | 2020年9月 | 2020年9月 | 2020年12月 |
サイズ | 43mm 25.4mm 10.99mm | 46mm 30mm 10.7 mm | 43.25mm 36.25mm 9.4mm | 40.5mm 35.8mm 8.95 mm |
重量(ストラップ除く) | 18g | 21g | 24.8g | 19.5g |
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED | 1.64インチ AMOLED | 1.65インチ AMOLED | 1.55インチ AMOLED |
解像度 | 194 x 368 283PPI | 456 x 280 326PPI | 348 x 442 341PPI | 354 x 306 331PPI |
材質 | ポリマー | ポリマー | アルミ | アルミ |
バッテリー容量 | ? | ? | 220mAh | 220mAh |
バッテリー持ち(通常) | 14日 | 10日 | 14日 | 14日 |
機能 | フィットネス動画 | Amazon Alexa対応 | ||
ワークアウトの種類 | 96 | 96 | 12 | 70 |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー 環境光センサー 装着検知センサー | BioTracker PPG バイオトラッキング光学センサー 6 軸加速度センサー 3 軸地磁気センサー 環境光センサー 気圧センサー 照度センサー | BioTracker 2 PPG 生物学的データセンサー 加速度センサー ジャイロスコープセンサー 地磁気センサー 周囲光センサー |
GPS | × | ○ | ○ | ○ |
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
Bluetooth | 5.0 BLE | 5.0 BLE | 5.0 BLE | 5.0 BLE |
血中酸素飽和度測定 | ○(常時) | ○(常時) | × | ○ |
価格 (2021年5月20日) | 7,800円 | 10,891円 | 12,000円 (2,000円オフクーポンあり) | 12,800円 (2,800円オフクーポンあり) |
『HUAWEI WATCH FIT』vs『HUAWEI Band 6』
HUAWEI Band 6とHUAWEI WATCH FITの主な違いは以下の通りで、Amazon実売価格の差が2,000円程度(2021年5月20日時点)だ。環境光センサーがあれば明るさ自動調整できるし、サードパーティ製交換バンドが豊富な点を考慮してHUAWEI WATCH FITの方がおすすめだ。
HUAWEI WATCH FITが勝っている点
- GPS搭載
- センサーが多い(環境光、装着検知)
- フィットネス動画を搭載
- サードパーティ製交換バンドが多い
HUAWEI Band 6が勝っているところ
- バッテリーが14日間持つ(FITは10日)
Band 6のサードパーティ製交換バンドはこれから増えていくことを期待しよう。WATCH FITも発売になった時点ではあまり種類が無かったから、同じように増えていくはずだ。交換バンドが増えたとしてもWATCH FITがおすすめなのは変わらない。
『HUAWEI WATCH FIT』vs『Amazfit GTS』
HUAWEI WATCH FITとAmazfit GTSのスペックの違いはほとんどない。Amazfit GTSは実際に私が使ってみてサードパーティ製アプリや交換バンドが豊富だったから、そこが強みだと思う。
HUAWEI WATCH FITが勝っているところ
- 装着検知センサーがある
- フィットネス動画を搭載
- ワークアウトの種類が多い(FITは96種類、GTSは12種類)
Amazfit GTSが勝っているところ
- LINE通話を電話と同じように通知できる(FITは不在着信のテキストのみ)
- サードパーティ製交換バンドが多い(20mmの時計用バンドが使える)
- サードパーティ製ウォッチフェイスが多い
- 見た目がApple Watchっぽい
Amazon実売価格でみると、Amazfit GTSの2000円オフクーポンを付ければ同じ1万円だ。15,000円を超えるなら微妙なところだけど、1万円ならAmazfit GTSの方がおすすめ。
Amazfit GTS 2 miniが1万円なら超おすすめ
ちなみに2021年5月21日時点だとAmazfit GTS 2 miniも1万円で買える。Amazfit GTS 2 miniはGTSに比べてワークアウトの種類が増えて(12→70)、SpO2が図れるようになって、Amazon Alexaに対応したスマートウォッチだ。
同じ価格で買えるならAmazon Alexaに対応したAmazfit GTS 2 miniが一番良い。ただし、Amazfit GTS 2 miniの価格が1万円になったのは最近だから、うかうかしてると元の16,800円に戻りそう。
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まとめ
HUAWEI Band 6とHUAWEI WATCH FITを比較するために書き始めた記事だけど、Amazfit GTS(GTS 2 mini)をおすすめする記事になってしまった。個人的にはHUAWEI Band 6とWATCH FITを買わなくていい理由が見つかっただけでも収穫だ。しばらくAmazfit GTS続投となった。
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