【CCA NRAレビュー】コスパは超良い。タイムセールで1000円なら買っても後悔しない。

CCA NRAという有線イヤホンがAmazonセールで1,000円だった。買ってみたのでレビューする。初めに断っておくが、私はスマホに3.5mmジャックで接続するオーディオエンジョイ勢だ。

結論：1000円は破格。弱ドンシャリで聴きやすい音質

評価：4.0

結論から言うと、CCA NRAは1000円とは思えないほど良い音質のイヤホンだと感じた。私が普段使用しているのは完全ワイヤレスイヤホンはAirPods Pro（フラット）、有線イヤホンはKZ ZAS（強ドンシャリ）なので、それらの音質をベースに考えると弱ドンシャリに感じた。

ただZASと比べると中低音域の分離感がイマイチな感じがして、籠ったように聴こえることが多々ある。高音域は分離していてキレイに聴こえる。シャリシャリしすぎることもない。

とはいえセール時に1,000円で買えるからあまり文句は言えないかな。普段は無線イヤホン派の人が試しに買ってみるにはいいのではないだろうか。

販路が多いから最安価格は随時探そう

ちなみに中華イヤホンあるあるだが、販路が多くて価格や納期が微妙に異なる。購入時にセールで安くなっているところから買うのがいいだろう。

CCA NRAの特徴

CCA NRAはハイブリッドドライバー構成の低価格イヤホン

CCA NRAは有名中華イヤホンメーカー『KZ』のサブブランドである『CCA』が発売しているイヤホンだ。ドライバー構成は1DD+1EST(三重磁気ダイナミックドライバー+静電ドライバー) のハイブリッドドライバー構成となっている。

ハイブリッドドライバー構成は、中高音域を得意とするBA(バランスドアーマチュア)ドライバーと低音域を得意とするDD(ダイナミックドライバー)で構成するのが主流だが、2022年になって中華イヤホンメーカーがBAに代わりEST(静電ドライバー)を搭載したイヤホンを発売するようになった。

静電ドライバーは高級モデルに搭載されることが多いようだが、CCA NRAは低価格なのに静電ドライバーを搭載している。(高級モデルと同じドライバーではないと思うが。)

今までのハイブリッドドライバーイヤホンとは構成が違うってことらしい

というわけでCCA NRAはBA+DDとは異なるドライバー構成だから、音質が微妙に違うらしい。詳しいことはわからんけど、安い割にいい音らしい。

CCA NRAの外観：シンプルで良い

⬇︎安いモデルなのでシンプルな箱。

⬇︎3.5mmイヤホンジャックでL字型になっているタイプ。ケーブルは硬めで服への引っ掛かりがあまりなく使いやすい。

⬇︎本体をケーブルに装着するとこんな感じ。シンプルなデザインで好き。

⬇︎ちなみにイヤーピースはSednaEarfitの熱により軟化し耳穴にフィットするものを使ってる。個人的にはこれがベストだけどCCA NRAより高い。

CCA NRAの音質

傾向は弱ドンシャリ、あっさり目の音

私がよく使っている有線イヤホンはKZ ZASだ。ZASをドンシャリとするならCCA NRAは弱ドンシャリという感じ。スッキリした音なので聴き疲れはしなさそう。

中低音域は分離感イマイチ、高音域はキレイ

KZ ZASと比較すると、中低音域の音は明らかにボワッとした感じでキレがないように感じる。高音域はキレイにスッキリと聴こえて心地が良く、女性ボーカルがよく合う印象だ。

とはいえ聞き続けていれば耳が慣れてきて気にならなくなる。あくまでZASと比較するとこういう評価になるだけで、1,000円で買えるイヤホンとしてはかなり高音質だ。

DAPや高性能なDACを使えば評価は変わるのかも

この音質評価については、スマホで再生しており出力が足りず、イヤホンの性能を発揮し切れていないかもしれない。だが、DAPや高性能DACを所有していない人は多いと思うので、参考にして欲しい。

まとめ

CCA NRAは1,000円で買えるのに高音質な有線イヤホンだ。無線イヤホン派の人も試しに買ってみて欲しい。

タイムセールじゃないときは3,000円くらいすることもあるから、タイムセールを狙って買うのが良い。