Xiaomiが2021年6月24日に『Mi 11 Lite 5G』を発表するとツイートした。価格やスペック的に『Oppo Reno5 A』と競合しそうだから比較してみた(Mi 11 Lite 5Gはグローバル版のスペック)。結論としては、Mi 11 Lite 5Gがグローバル版のスペックのままでおサイフケータイを搭載するなら、Mi 11 Lite 5Gの圧勝だ。
【6/24 15時更新】圧勝でした。グローバル版のスペック+FeliCa+IP53防滴+SIMフリーです。
スペック表で比較
Reno5 Aは主要スペックでほぼ負けている。
Oppo Reno5 A | Mi 11 Lite 5G | |
価格 | 43,800円 | 43,800円 |
本体サイズ | 162.0 x 74.6 x 8.2 mm | 160.53 x 75.73 x 6.81 mm |
重量 | 182g | 159g |
ディスプレイ | 6.5インチ 液晶 | 6.55インチ 有機EL |
解像度 | 2400 x 1080 | 2400 x 1080 |
アスペクト比 | 20:9 | 20:9 |
リフレッシュレート | 90Hz | 90 Hz |
材質 | ? | Corning Gorilla Glass 6 |
OS | ColorOS 11(Android 11) | MIUI 12(Android 11) |
CPU | Snapdragon 765G | Snapdragon 780G |
メモリ | 6GB LPDDR4X | 6 / 8GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB | 128GB |
バッテリー容量 | 4000mAh | 4,250mAh |
急速充電 | PD 18W, QC 18W | 33W |
ワイヤレス充電 | ー | ー |
メインカメラ | 画素数64MP 値1.7 | 画素数64MP f値1.8 |
超広角カメラ | 画素数8MP f値2.2 画角119度 | 画素数8MP f値2.2 焦点距離15mm |
望遠カメラ | ー | ー |
マイクロカメラ | 画素数2MP f値2.4 | 画素数5MP f値2.4 光学2倍テレマクロ |
インカメラ | 画素数16MP f値2.0 画角79度 | 画素数16MP f値2.5 焦点距離26mm |
4G | ○ | ○ |
5G | ○ | ○ |
Wi-Fi | a / b / g / n / ac | a / b / g / n / ac / ax |
Bluetoothバージョン | 5.1 | 5.2 |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
SIM | デュアルnano SIM(microSDと排他) eSIM + nanoSIM(microSDと排他) | デュアルnano SIM(microSDと排他) |
外部メモリ | microSD 1TB(nanoSIMと排他) | microSD(nanoSIMと排他) |
イヤホンジャック | ○ | ー |
スピーカー | シングル | デュアル |
指紋認証 | ○(背面) | ○(サイド物理ボタン) |
顔認証 | ○ | ○ |
防水・防塵 | IP68 | IP53 |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
Mi 11 Lite 5G強すぎ
Reno5 Aも発売が決定したときは良さそうに見えたんだけど、Mi 11 Lite 5Gが強すぎる。
Mi 11 Lite 5Gが勝っているところ
- 軽い(Reno5 Aが182g、Mi 11 Lite 5Gが159g)
- ディスプレイが有機EL(Reno5 Aは液晶)
- ディスプレイの材質がGorilla Glass 6(Reno5 Aはゴリラガラスじゃない)
- CPUが高性能(Reno5 AはSnapdragon 765G、Mi 11 Lite 5Gは780G)
- デュアルスピーカー(Reno5 Aはシングルスピーカー)
Mi 11 Lite 5Gが負けているところ
- eSIM非対応(Reno5 AはeSIM対応)
- イヤホンジャックがない(Reno5 Aはイヤホンジャックあり)
- 防水・防塵がない(Reno5 AはIP68)
eSIM非対応やイヤホンジャックがないのはほぼ負けじゃないと思っている。
Reno5 Aを選ぶ理由は防水・防塵だけ
防水・防塵だけはReno5 Aの明確な強みになる。それ以外の点は(個人的には)Mi 11 Lite 5Gの負けている点にならない。
Reno5 AはeSIMに対応している
Reno5 AはeSIMに対応しているが、Mi 11 Lite 5Gは物理デュアルSIMに対応している。2021年時点でのeSIM普及率を考えれると物理デュアルSIMに対応すれば問題ない。
Reno5 Aはイヤホンジャックがある
Reno5 Aはイヤホンジャックを搭載しているが、Mi 11 Lite 5Gはイヤホンジャックがない。イヤホンジャックがあった方が便利ではあるが、Bluetoothイヤホンを使ってる人の方が多いし、有線イヤホンが必要ならType-C端子から変換すればいいだけ。イヤホンジャックの有無が決定打になることはない。
まとめ
Mi 11 Lite 5Gがグローバル版のスペックのままでおサイフケータイが搭載されるのなら、Reno5 Aの存在意義がほぼ無くなってしまう。唯一の強みが防水・防塵だけだと勝ち目はない。
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