2022年春季のネットワークスペシャリスト試験に合格した。iPad Pro 11インチを使って勉強したので、iPad(その他タブレット端末含む)を高度情報処理試験の勉強に活用する方法を解説する。
結論:参考書は紙がいい。過去問はPDFに書き込め。
タブレット端末と言うと電子書籍をイメージする人が多いと思うが、結論としては参考書は紙で買ったほうがいい。理由としては参考書は数十ページ単位で戻ったり進んだりするため、その操作が電子書籍だとやりにくいからだ。
じゃあタブレットは何に使うのかというと、過去問(午後1、午後2)の問題用紙・解答用紙への書き込みに使うのが良い。
資格試験の勉強のためにタブレットを買う必要はない
タブレットを持っているなら勉強に使うのはありだけど、勉強のためにわざわざタブレットを買う必要はない。あったら便利ではあるけど、紙で代用できるしその方が安上がりだ。
タブレットが欲しい大義名分に『勉強』を使うな
このページを読んでいる人が「タブレットがあったら電子書籍が見やすいしどこでも勉強できる」とか理由をつけてタブレットを買おうとしているだけなのは分かっている。私がそうだった。
上にも書いた通り、資格勉強にタブレットは要らない。だからタブレットの必要性を悩む時間があったら勉強しろ。もし合格したら自分へのご褒美で好きなタブレットを買えば良い。
電子書籍は数十ページの移動が大変だから勉強に向かない
実際に電子書籍で勉強してわかったのは、電子書籍は勉強に向かないということだ。なぜ勉強に向かないのかというと、数十ページの移動をするのが面倒だからだ。
電子書籍のページ移動は操作が多い
Kindleの場合、以下のような操作が必要になる。操作が面倒で集中が途切れる。滅多にこの操作を必要としないならまだいいが、勉強中は頻発するのだ。
ページ移動① スクロールバーで移動する方法
- 画面をタップする
- 画面下の横スクロールバーを動かす
ページ移動② しおり(ブックマーク)機能
- 画面をタップする
- ブックマーク一覧のボタンを押す
- 該当のブックマークをタップする
紙の書籍はガッと移動できる
⬇横から見れば章の移動も簡単だし、
⬇しおりだって適当な紙切れを挟んで置くだけでいい。しおり単位での移動も楽。
何より直感的に操作できるから集中が途切れない。
タブレットは過去問PDFの書き込みには便利
参考書は紙がいいんだけど、過去問のPDFを解くのにはタブレットがおすすめだ。
ネットワークスペシャリストは★年分の過去問PDFがあるから、それを全てタブレットに取り込み過去問を解いていった。PDFファイルはコピーすれば何回でもまっさらな状態から解けるから、反復して学習するのに便利だ。
過去問を紙でやっても良い
私はiPad Proを持っていたから勉強に使ったが、PDFを印刷すれば紙でも勉強できる。勉強のためにタブレットを買うくらいだったら印刷した方が安上がりだ。
まとめ
私が言いたいことは以下の通り。
- 電子書籍で参考書を買うのはおすすめしない。
- 過去問PDFへの書き込みにタブレットを使うのはあり。
- わざわざ勉強のためにタブレットを買う必要はない。
- タブレットを買うか悩んでる時間があったら勉強しろ。
コメント